派遣社員は残業ないは本当!派遣の5割は残業ゼロ、8割はほぼなし!
派遣社員といえば残業がないイメージがありますが本当なのでしょうか?
はい、本当です!
実際、派遣の5割は残業ゼロ、8割はほぼなしです!
私も派遣社員時代、残業は1分単位でゼロ時間でした。
今回は派遣社員の残業の実態を語ります。
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派遣社員の5割は残業ゼロ 8割はほぼゼロ
まず派遣の仕事は残業ない説は本当かどうかについて。
これは本当です!!
キャリコネニュースさんの調査によると、派遣社員4593人に聞いて53%は残業なしと回答したそうです。
また1週間の平均残業時間が1時間程度が17%、2〜3時間が12%なのでこれらを合わせるとほぼ残業なしの人が8割ということになります。
残業なしと言うことは労働基準法で定められた法定通りの時間だけ。
1日8時間、週40時間だけ働けばいい、ということです。
土日はもちろん完全週休二日制です。
だから派遣社員の1ヶ月の労働時間は週40時間 x 4 = ぴったり160時間になることが多いです。
残業が当たり前の正社員から見ると派遣社員の勤務形態がかなりホワイトに感じるかもしれません。
単に法律守ってるだけですなんですけどね。
特に事務系のオフィスワークで働く派遣の仕事は残業なしが多いようです。
実際私の派遣先の会社もオフィスワークの仕事で大きく分類すると事務系ですが残業ゼロです。
しかも1分単位で。
例えば9時1分に会社に来たら18時1分に帰れます。
最高ですね^^
派遣社員というのは基本的に時間で労働契約してるので勤務時間が明確に決まっていて、残業はゼロ時間というのが普通です。
給料も時給制なのでアルバイトと同じで、働いた分しか給与がもらえない仕組みです。
そして、残業しようと思っても、残業する場合は事前に申請して許可をもらう必要があるので、私の会社の派遣社員が自分の意思で残業することはほぼありません。
なぜ残業に許可がいるかというと、派遣社員は派遣会社から給与をもらっているからです。
派遣社員の給与の仕組み
派遣社員が残業したとして、その残業代を支払うのは派遣先ではなく派遣会社。
派遣社員に勝手に残業されると派遣会社は自分たちのマージンを削って残業代を支払わなければならなくなります。
だから派遣先の勝手な判断で残業して派遣会社が派遣社員に払わなければいけない金額が上がったら派遣会社が困ります。
そのため、派遣社員が残業する場合は事前に
「残業しますけど大丈夫ですか?(派遣先に残業代を請求できますか?)」
と許可を取る必要があるのです。
つまり派遣社員は勤務時間をオーバーして超過勤務するためのハードルが高く、そのおかげもあって残業がほとんどないケースが多いのです!
ただ例外として非常に意識の高い人が仕事が終わらずにタイムカードを押したあとにサービス残業しているのを見たことはあります。(私の先輩にいた笑)
が、そんな人は70人以上いる会社で1人くらいでした。
普通、派遣社員は会社のために働いてるわけではなく自分のために働いてるのでサービス残業なんてまずしませんし、したとしてもそれが誰かに評価されるわけでもないので何もいいことはありません。
なので残業ゼロの派遣社員=本当にサービス残業とかもなしで定時になったらすぐ帰れるものだと認識してもらっていいと思います。
ただ一応、すべての派遣先が残業なしというわけではないです。
実際私は初めて行った派遣会社の面接のときに3社ほど提案されたときにすべて残業時間を聞きましたが、その3つはすべて月10時間までは残業がある会社でした。
結局その3つは蹴って今は残業完全ゼロの会社で働いてますが・・・。
とりあえず派遣社員の実態は残業ゼロの会社が圧倒的に多く、次に月10時間程度と、少しだけ残業がある会社が多いです。
あとは普通に正社員並み、もしくは正社員以上に残業がある派遣先の会社もたまにあるようです。
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派遣の仕事に残業があるかないかは契約書を見ればわかる
では派遣先の会社に残業があるかないかはどうやって見分ければいいのでしょうか?
雇用契約書の内容を見ればわかります。
雇用契約書に就業時刻、休憩時間、時間外労働などの勤務条件がすべて書いてあります。
雇用契約書の「時間外労働及び休日労働について」という項目に
「1日○時間、1ヶ月○時間、1年○時間の範囲内で」
という記載があり、どれくらい残業ができるかが契約の段階で定められています。
ちなみに雇用契約は派遣先と間ではなく、派遣会社とあなたの間に結ばれます。
残業するには法律上派遣会社とあなたの間に労働基準法36条の協定「時間外・休日労働に関する協定届」が締結されている必要があるため、必ず雇用契約書に書かれてるはずです。
なので派遣の仕事に残業があるかどうかは必ず面接の前に確認できます。
したがって基本的には、派遣会社で就業前の仕事を探す段階で担当の人に残業があるかないか確認すればOKです。
絶対に残業したくない人は仕事を紹介されたときに必ず契約内容をしっかり確認しましょう。
ただし、「残業はほとんどありません。」と言われた場合などでもほとんどないだけで、1日1時間くらいはあったり、月10時間程度はあったりというケースもあるのできちんと確認した方がいいです。
残業なしの契約なのに頼まれたら断れる?
では次に契約書上で残業なしなのに残業を頼まれたらどうなるのかについて。
原則として、契約書に残業ありと記載があれば残業を頼まれたら断れません。
残業なしと書かれている場合は、仮に残業を頼まれても断れます。
例えば契約書に
- 時間外労働(無/有)
- 休日労働(無/有)
など記載があるはずです。
これがなしになってれば残業はないはずですしあっても断れます。
ありになってた場合は残業が発生したらなかなか断れません。
ただし、契約書に残業なしと書かれてるのに残業を頼まれた場合は基本断ってもいいんですが、ある程度空気は読んだ方がいいと思います。
突発的に残業が必要な状況が起きる可能性はあります。
たとえば今日中に絶対終わらせなきゃいけない仕事があって周りの人たちがみんな残業してる中で派遣だからという理由で一人だけ帰る、というのはさすがに印象が悪いです。
もちろん契約上残業がないなら残業しないのが基本ですが、突発的に残業すべき状況が生じた場合は臨機応変に対応することも社会人として必要、というか次回の契約更新が危うくならないためにもしておいた方がいいでしょう。
ただ派遣は派遣なので予定があるのに無理してまで残業する必要はありません。
そもそも残業がないのが派遣社員のいいところなわけですし。
残業を類まれてもきっぱり断り、契約を切られたら切られたで、また別の残業ゼロの仕事を探すのも全然アリでしよう。
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派遣社員に残業代は支払われる?
では派遣社員が残業したら残業代は支払われるのか?
残業してもその賃金が給与に反映されなければブラック企業と一緒ですね。
派遣社員の残業代については、ちゃんと許可をとって、または業務上の指示を受けて正式に残業している場合は支払われます。
正式な指示というのは派遣先の会社があなたの派遣会社に派遣社員を残業させたいという申請をして、それが受諾される、という手続きが必要です。
つまり派遣先の企業が派遣社員に勝手に残業させることはできません。
すでに述べましたが、残業代を支払うのは派遣会社なので派遣先の会社が独断で決めることはできないのです。
なのでもちろん派遣社員が自己判断で自分勝手に残業したとしてもそれはサービス残業扱いとなり、残業代は支払われません。
あとは派遣先の会社のモラルもありますが、普通は派遣社員には一切残業させないか、させるとしても正式な手続きをとって残業代を払う会社が一般的です。
サービス残業を求められたら?
とはいえ、会社によってはブラックな体質のところもあり、正社員と同じようにサービス残業することを求めてくるケースもないとは言い切れません。
その場合はまず派遣会社の営業担当さんにその状況を説明して改善を求めます。
契約に書かれてないことをやらせるのは派遣法の法律違反になるので普通は対応してくれるはずです。
対応してくれない場合はその派遣先の契約期間が終わったタイミングで仕事を辞めて別の仕事を探すしかないです。
転職したい場合は職場を変えたいことを営業担当さんに早めに伝えて仕事を探してもらいます。
ただ派遣会社の営業担当さんがちゃんと対応してくれなずに揉めたりして関係が悪くなってしまっている場合、次の仕事を紹介してもらえない可能性もありえます。
その場合は別の派遣会社に登録することを検討しましょう。
まとめ
以上のことをまとめると
- 派遣社員は残業ゼロが多い。5割は完全にゼロ、8割はほぼゼロ
- 派遣先の会社に残業があるかないかは雇用契約書を見ればわかる
- 残業がほとんどないは少しはある場合もあるので注意
- 契約上残業なしなのに残業を類まれた場合は断れるが、空気を読むべきときもある
派遣社員として働くからには残業なしの仕事を選びたいですよね?
ここに残業がない仕事ランキングを作ったので参考にしてください。
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