派遣社員がバイトより時給が高い5つの理由 平均時給はどれくらい?

派遣社員がバイトより時給が高い5つの理由 平均時給はどれくらい?

派遣社員がバイトより時給が高い5つの理由 平均時給はどれくらい?

財布がホクホク

 

派遣社員はアルバイトより時給が高いです。

 

それもちょっと高い程度ではなく結構違います。

 

 

200〜300円高い程度が多いですが、場合によっては500円高い場合も・・・。

 

 

時給が500円違う場合、8時間勤務で1日当たり4000円、1月あたり8万円もの差がつきます。

 

 

ここまでくるともはやバイトとして働くのがこっけいなレベルですね。

 

いったいなぜ流遣とバイトで時給にここまで差が出るのか、派遣社員の時給が高くなる理由を分析してみました。

 


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派遣社員の時給の仕組み

派遣社員の時給が高い理由を知るには、まず予備知識として派遣社員に給与が支払われる仕組みを知る必要があります。

 

 

まず派遣社員の給与は派遣先の企業から直接支払われるわけではありません。

 

 

まず派遣先企業から派遣会社にお金がいき、そのお金のうちの何%かを派遣会社がマージンとして受け取り、残った金額を派遣社員に給与として支払う。

 

図にするとこんな感じです。

 

 

派遣社員の給与の仕組み

 

 

これが派遣社員の給与の仕組みです。

 

 

例えば一般的な事務の場合、企業は派遣会社に1人あたり月35万ほど払って派遣社員を雇います。

 

 

仮にその派遣社員の時給が1500円だったとします。

 

するとこの派遣社員の月給は1500 x 8 x 20 = 24万です。

 

11万余ります。

 

この11万のうちの5万くらいは派遣社員の福利厚生費に当てられ、残った分が派遣会社の取り分になります。

 

 

こんな感じで企業は派遣社員一人当たり月30万などの固定額を派遣会社に支払い、派遣会社はそこからマージンを引いた分を派遣社員に支払っています。

 

つまり企業からしたら派遣社員は単にバイトより時給が高いだけでなく、派遣会社へのマージンの分もあるので、バイトよりかなり高い金額を払って雇ってることになりますね。

 

 

企業がそこまでして派遣社員を雇いたい理由を考えると、自ずと派遣社員の時給がバイトより高い理由が見えてきます。

 

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派遣社員がバイトより時給が高い理由

では、以上の派遣社員の給与の仕組みを知った上で、派遣社員の時給がバイトより高い理由を分析していきたいと思います。

 

 

1. 派遣社員の給与を経費にすることで税金を節約できるから

上記の仕組みの最初のポイントを振り返ってみてください。

 

企業は派遣社員1人分の金額を派遣会社に支払うことで派遣社員を派遣してもらってます。

 

 

このお金は企業にとって給与ではありません。

 

給与というのはその企業が直接雇ってる人に支払うものなので。

 

 

企業は派遣会社に対して、派遣社員の給与・派遣社員の福利厚生費・派遣会社へのマージン、全てが含まれた金額を支払うことで人材を買っているのです。

 

 

で、そのお金の納税の際の扱いは「外注費」となります。

 

 

人件費ではなく外注費です。

 

人件費より外注費の方が節税の面で有利になるため、企業は派遣社員を好むのです。

 

 

2. 派遣社員の時給には交通費とボーナスが含まれているため

まず派遣社員には交通費が出ません。

 

その分時給が上乗せされていると言われています。

 

これがバイトと比べて派遣社員の時給が高くなる理由の1つです。

 

 

さらに派遣社員は正社員とあまり変わらない仕事をしていますが、ボーナスが出ません。

 

そのため、派遣社員はボーナスの分も時給に含まれていると言われています。

 

 

派遣社員の給与は正社員1年目の新入社員より高くなることもありますが、それはボーナスの分が時給に含まれてるからなんですね。

 

 

つまり、交通費とボーナスの分が時給に含まれていることが、派遣の時給が高い大きな理由になります。

 

 

3. 直接雇用と比較してコストがかからないから

もう1つ企業が派遣社員の採用コストを高くできる理由に、間接雇用であることがあります。

 

直接雇用の正社員や契約社員の場合、企業は厚生年金、健康保険代で社員に払う給与+α分のお金がかかります。

 

さらに退職金の積み立てもあります。

 

 

またこの社員の厚生年金や健康保険などを管理するために総務・経理を雇う必要もあります。

 

 

その結果、ある程度高めのコストを払ってでもこれらのことが必要ない派遣社員を雇った方が得だったりするのです。

 

だから派遣社員の給与がバイトやパートどころか、正社員より高いことすらあります。

 

 

まぁ派遣だとボーナスがないのでボーナスがちゃんともらえる正社員の方が年収は上になることが多いですけどね。

 

 

4. 求人広告で目立たせることで人材を確保するため

次に派遣社員を求める会社というのは、なるべく早く、かつたくさん人を集めたいのです。

 

そのためにできるだけ求人広告で求人を目立たせたい、という狙いがあります。

 

 

時給が1500円で交通費なしの案件と時給が1000円で交通費ありの案件があったら絶対に前者の方が食いつきがいいはずです。

 

時給が高ければ求人情報を探している人の目に留まりやすいため、応募が増えます。

 

 

わざわざ交通費やボーナスを時給に入れてしまうことで時給を高くしているのには、「早く人を集めたい」、という企業の意向がくみ取れます。

 

また、これには派遣先の企業だけでなく、人材を確保する派遣会社が派遣会社の命でもある人材を確保するために時給をできるだけ高く設定して応募者を募っている、という一面もあります。

 

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5. 求人広告の掲載費用&面接の手間が省けるから

企業にとって、派遣社員を雇う一番大きな理由はこれだと思います。

 

業種や会社にもよりますが、タウンワークなどの求人詩や求人サイトに求人情報を載せるのには結構お金がかかります。

 

 

会社によっては1人雇うまでの間にうん十万かかったりします。

 

また、大量に採用しなければいけない場合、面接にもかなりの手間がかかります。

 

 

派遣社員を使うとこの求人広告への掲載費用が節約でき、かつ面接の手間が省けるので、これは企業にとってめんどくさい部分を全部派遣会社がやってくれる、という意味で大きなメリットになります。

 

これだけのメリットがあれば多少時給を高く設定することにもうなづけます。

 

 

6. 必要な時にすぐ雇っていらなくなったらすぐ切れるため

最後に使い勝手の良さです。

 

 

派遣社員の契約は基本的に3ヶ月ごと。

 

つまり企業は3ヶ月ごとに派遣社員の契約を更新するか、契約を打ち切るか決めれます。

 

 

正社員だったらクビにするには正当な理由が必要ですが、派遣社員の場合は契約期間満了でなんのいざこざもなくやめてもらえます。

 

 

企業にとって、必要になったらすぐ雇えて、いらなくなったらすぐ切れる派遣社員はすごく非常に都合のいい存在です。

 

 

特に新しいことにいろいろチャレンジしている会社では事業の拡大・縮小が頻繁に行われるため、その度に必要な人材の確保、入らなくなった人材の解雇をしていたらそれだけでものすごい手間とお金がかかってしまいます。

 

派遣社員から見れば3ヶ月で切られるかもしれないというリスクはありますが、その分時給が高いので文句はありません。

 

 

それに派遣社員からしても職場環境が悪ければ3ヶ月ごとの契約更新をこちらから打ち切ることもできるのでやめやすく、かつやめた後は派遣会社が新しい職場を紹介してくれるので楽です。

 

長期で働きたい人にとってはデメリットですが、やめるときにとってもスムーズにやめれるのは派遣社員にとってもメリットにもなりうるってことですね。

 

 

以上、派遣社員の時給が高いことにはいろんな裏事情が絡んでるんですね。

 

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実際派遣社員の平均時給はどれくらい?

では派遣社員の時給は実際どれくらい高いのでしょうか。

 

時給は職種により違います。

 

職種 時給
一般事務・OA事務 1400〜1600円
営業事務 1500〜1700円
コールセンター 1500〜1800円
データ入力 1400〜1600円
経理・総務・人事 1600〜1800円
金融事務 1400〜1600円
受付 1400〜1600円
秘書 1600〜2000円
通訳・翻訳 1800〜2400円
SE・プログラマー 2000〜3000円
CAD 1800〜2400円
ヘルプデスク 1800〜2000円

 

 

東京の事務系・オフィスワーク系の派遣社員の平均時給は主にこんな感じです。

 

 

ちなみに私が知ってるところだとスーパーの店員(昼間)で時給1350円とか、デパートのレジで時給1400円とかもあります。

 

バイトではありえないくらい高いです。

 

 

また通訳・翻訳、SE・プログラマーなど専門的な知識やスキル、経験が求められる職種は特に特時給が高いですね。

 

 

でもそういう特別なスキルもない未経験人ですら時給1300円以上が当たり前なのが派遣社員です。

 

派遣は契約期間が短いので業務内容も比較的簡単なことが多く、「え?この仕事でこんなにもらっていいの?」という感じで仕事内容の割に時給が高い事が多いです。

 

 

ちなみにパートやバイトと一緒に働いてる派遣社員の人は絶対に自分の時給を言っては行けません。

 

同じ仕事してるのに時給や福利厚生などの条件だけいいことがバレるのはまずいですからね。

まとめ

以上、派遣社員がバイトより時給が高い理由を説明してきました。

 

なぜ派遣社員の時給が高いのかわかりましたか?

 

 

要するに企業にとって、派遣社員は雇いたいときにだけ雇えて、いつでもクビの切れる非常に都合のいい存在だから多少給与を高くしてでも雇いたいっていう理由と、単純に交通費とボーナスがない分が含まれているために高いっていう単純な理由が主です。

 

 

しかし働く側の人間からしたら時給が高い方がいいに決まってるのでどちらか選べるならほとんどの人はバイトではなく派遣社員を選ぶべきでしょう。

 

 

特に夢を追いかけてフリーターになる人。

 

絶対アルバイトするより派遣社員がおすすめですよ。

 

 

バイトより派遣社員になった方がお金も時給も圧倒的に増えますから。

 

夢のためにフリーターになりたい?なら派遣社員の方が数倍いいよ。

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