紹介予定派遣は実際正社員になれるのか?なれる確率はどれくらい?

紹介予定派遣は実際正社員になれるのか?なれる確率はどれくらい?

紹介予定派遣は実際正社員になれるのか?なれる確率はどれくらい?

紹介予定派遣は正社員になれるのか

 

紹介予定派遣って本当に正社員になれるの?

 

実際はなれない人の方が多いのでは?

 

 

そんな疑問を抱く人は多いでしょう。

 

私もそう思って調べてみました。

 

 

紹介予定派遣として入社した人が実際に正社員になれる確率はどれくらいなのか。

 

いくつかの機関が調査したアンケート結果をふまえてお伝えします!


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紹介予定派遣が実際に正社員になれる確率!

紹介予定派遣が実際に正社員になれる確率は少し複雑で

 

紹介予定派遣を通して派遣先に直接雇用された人の中で正社員になれた人の割合を出すことで計算できます。

 

直接雇用といっても必ずしも正社員になれるわけじゃなく、契約社員にされるケースも多いですからね。

 

 

ってことでこの2つの確率を調べてみました。

 

 

紹介予定派遣により派遣先に直接雇用される人の割合は?

まず紹介予定派遣によって派遣先に直接雇用された人の割合を調べてみました。

 

紹介予定派遣により労働者派遣された労働者数 65,520人
紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数 35,214人
紹介予定派遣から直接雇用に結びついた人の割合

=35,214 / 65,520
 = 約54%

 

 

参考資料:厚生労働省「平成25年度労働者派遣事業報告書の集計結果」

 

 

ちなみに直接雇用されなかった場合はその時点で契約終了、もしくは派遣のまま就業継続、ということですね。

 

ただし、紹介予定派遣派普通の派遣と違って最長6か月までしか派遣社員のまま働けないことになってるのでほとんどの場合は契約終了、ということになります。

 

 

直接雇用された人のうち正社員の割合は?

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が行った「人材派遣会社におけるキャリア管理に関する調査(派遣元調査)」によると、紹介予定派遣から直接雇用転換後の雇用区分の割合は以下のようになってます。

 

紹介予定派遣から正社員になれた人の割合
画像引用元:https://www.jil.go.jp/institute/research/2010/documents/078_01.pdf

 

 

  • 正社員・・・57.8%
  • 契約社員・・・34.4%
  • 他・・・7.8%

 

 

正社員になれる人が6割近くいるのでまぁ悪くない数字ですね。

 

 

ズバリ!紹介予定派遣から正社員になれる確率は?

じゃあ肝心の紹介予定派遣から正社員になれる確率を計算しましょう。

 

これは

 

 

紹介予定派遣から直接雇用される確率 x 直接雇用された人の内正社員になれた人の確率で求められます。

 

 

上記の数字を当てはめると

 

 

54% X 57.8% = 約31%

 

 

うーん。これは高いか低いか微妙な数字ですね。

 

紹介予定派遣として入社した人のおよそ3割が実際に正社員になれているということです。

 

 

ちなみにはたらこねっとさんの調査でも割と近い数字が出ています。

 

紹介予定派遣から正社員になれた人の割合 はたらこねっと

 

紹介予定派遣として働いたことがある人のうち

 

  • 正社員になった人・・・26%
  • 契約社員になった人・・・22%
  • アルバイト・パートになった人・・・11%
  • 直接雇用にならなかった人・・・41%

 

引用元:はたらこねっと「紹介予定派遣について」https://www.hatarako.net/contents/enquete/result/201509/

 

 

実は派遣スタッフが正社員へのオファーを自分から蹴るケースも多い

紹介予定派遣から正社員になるには派遣先が正社員にすることを受諾しないといけませんが、実は仮に派遣先が正社員にしたいと言っても派遣スタッフ側でこれを断ることもできます。

 

そして実は自分から正社員へのオファーを蹴るケースも多いのです。

 

 

とある調査では企業側が断るケースが30%なのに対し、スタッフ側が断るケースが70%もあるとか。

 

 

理由は

 

  • 働いてみて職場の人間関係が悪いことがわかった
  • 思ったより残業が多かった
  • 思ったより激務だった
  • 仕事が合わなかった

 

などですね。

 

 

また正社員ではなく契約社員と言われたからとか、正社員になってからの給与などの待遇が思ったより悪かったからというのもあります。

 

正社員にするときの待遇が派遣社員の時よりも給与が下がるケース、と言うのも普通にありますからね。

 

 

これだけスタッフ側が断るケースが多いとなると、選ばなければ正社員になれる確率は上記で計算した数字よりも高いことになりますね。

 

ってことで31%という数字は楽観的に考えてもよさそうです。

 

 

紹介予定派遣はまず面接に受かるのも難しい

紹介予定派遣から正社員になれる確率はそんなに低くないことがわかりました。

 

しかし、紹介予定派遣はまず入社するのも難しいです。

 

 

なぜかというと紹介予定派遣は普通の派遣と違って、事前面接が認められています。

 

だから採用基準は正社員に近いくらい厳しいのです。

 

 

そもそも普通の企業でも正社員を募集する際、最初は契約社員として雇って試用期間を置いてから正式に正社員にするケースが多いです。

 

紹介予定派遣は単にこれが派遣社員バージョンになるだけです。

 

 

で、実際の採用率はどれくらいかというと大体3割程度と言われています。

 

普通の派遣であれば6割以上は受かるでしょうけど、紹介予定派遣の場合は3人に1人くらいしか受かりません。

 

 

なのでまず職をゲットするまでが大変ですね。

 

就職活動に時間がかかる可能性があるので今すぐ働きたい場合は選ばない方がいいでしょう。

 

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紹介予定派遣は当たりはずれがある

ぶっちゃけ紹介予定派遣は当たりはずれがあります。

 

 

企業によっては紹介予定派遣が人を集めるためのただの釣りで、実際にはあまり正社員にする気がないケースというのもあります。

 

また逆に紹介予定派遣として入った人をほとんど100%正社員にするような企業もあります。

 

 

つまり派遣先の企業によって正社員になれる確率が全然違うのです。

 

 

正社員になれる確率は平均30%程度ありますが、

 

外れの職場に当たってしまったら10〜20%に落ちます。

 

当たりの職場なら70〜100%に上がります。

 

 

さらに正社員になれるなれないとは別に職場環境がいい悪い、という当たりはずれもあります。

 

せっかく正社員になれてもパワハラが横行してたり、残業が毎日終電まであるブラック企業で働きたいと思う人はいないでしょう。

 

 

紹介予定派遣をやる場合はこのように当たりはずれがあることを視野に入れて、当たりの職場が見つかるまでは正社員になれなくても仕方ないと、割り切って働くといいでしょう。

紹介予定派遣は本気で正社員を目指すならおすすめ

ここまで紹介予定派遣が実際に正社員になれるのか、ということを数字で紹介してきましたが、どうでしょう。

 

個人的にはなれる確率はそんなに低くないのではないかと思います。

 

 

少なくとも最初から正社員になろうとすると100社受けて全部落ちるとかもあるわけで、相当倍率が高いです。

 

ここまで落ちるのは珍しいにしても、普通は20〜30社受けて全部落ちたら落ち込みますし、就活の効率が悪いですよね。

 

 

しかし紹介予定派遣を利用すると少なくとも3割くらいは受かるわけです。

 

10社受けたら3社くらいは受かるわけです。

 

 

そして紹介予定派遣が実際に正社員になれる確率は30%程度なので3社に1社くらいです。

 

また紹介予定派遣の試用期間は最長6か月。

 

2年あれば3〜4社で働けますね。

 

 

つまり紹介予定派遣を利用すると2年以内くらいには正社員になれる確率がかなり高くなると言えるでしょう。

 

運よく1社目で当たりの職場を引けば3〜6か月。運が悪くても3〜5年以内にはほとんどの人が正社員になれるでしょう。

 

 

これは本気で正社員を目指したい人にとってはなかなか悪くない確率だと思います。

 

 

そして紹介予定派遣のいいところは職場環境が悪いところに当たった時に自分から断れること。

 

正社員だと一度入ってしまうとなかなか辞めにくかったりしますが、紹介予定派遣は間に派遣会社が入り、なおかつ試用期間が決まってるので辞めるのは簡単です。

 

 

実際に働いてみてから職場を選べるのはとても大きなメリットだと思います。

 

 

というわけで正社員を目指す人はぜひ、紹介予定派遣を利用してみることをおすすめします。

 

紹介予定派遣に強い派遣会社4社の比較&おすすめランキング!

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